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2005/12/01

コーラス

製作年:2004年
製作国:フランス 
監 督:クリストフ・バラティエ

1949年。フランスの片田舎。音楽教師クレマン・マチューが“池の底”という寄宿舎に赴任してきた。そこでは親をなくした子どもや素行に問題ある子どもたちが集団生活をしている。校長は問題を起こす子どもたちに容赦ない体罰を繰り返していた。そうした校長の姿勢に疑問を持つマチューは子どもたちに本来の素直さを取り戻してもらおうと合唱団の結成を決意するが…。

第30回セザール賞で音楽賞、音響賞を受賞。

ストーリー展開に文句はないのだが、もう少しエピソードをしっかり描いて欲しい。一筋縄ではいかない生徒たちの心をいかにしてつかんでいくか。校長たちの言う「やられたらやりかえせ」の方針をいかにして覆していくのか。それらの過程をもう少しじっくり見たかった。

もうひとつ気になったところは、マチュー先生が寄宿舎を出ていくときに生徒が投げ入れた紙飛行機の手紙を全部拾わないで行ってしまうところ。残された紙飛行機の生徒がどんな気持ちになるかと思うと、心が静まらない。

印象深いシーンは、問題を起こし合唱を止められていたピエールが、マチュー先生から許しを得たときの本当に嬉しそうな表情を浮かべるところ。そんな彼が世界的指揮者として成功を成し遂げていくのに、音楽の才能を見出してくれた恩師の名前すら、覚えていないのだ。なんとも苦い感情が残る。

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コメント

紙飛行機と先生の名前を覚えていないという所!本当に全く同じように思いました。
何故、拾っていかなかったのだろう?先生は、ルールを破ってくれた生徒の行動に満足だっただけだったのでしょうか・・・。

投稿: morey'sroom@yuki | 2006/01/16 01:54

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