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2005/11/03

グッドモーニング・バビロン!

「グッドモーニング・バビロン!」★★★★(DVD)
1987年イタリア フランス アメリカ
監督:パオロ・タヴィアーニ
   ヴィットリオ・タヴィアーニ
出演:ホアキン・デ・アルメイダ 
   ヴィンセント・スパーノ
   オメロ・アントヌッティ グレタ・スカッキ

1913年頃のトスカーナ地方。ボナンノ親方の合図で幕が外され “奇跡の聖堂"の修復が完成する。この仕事がボナンノ家の最後のものとなった。重なる借金にボナンノは引退を決意する。末息子のニコラとアンドレアは家業を続けようと主張し、腕を磨く意味でもアメリカへ出稼ぎに行くことを父に懇願するが…。

夢を作り上げることの素晴らしさ。無の状態から一つ一つ細かいディティールが積み重ねられ作品が創造される。そして、それが後々まで残されて、見る者に絶え間ない感動を呼ぶ。クライマックスに見知らぬ子供たちのためにカメラを回すシーンと彼らが修復した奇跡の聖堂が続けて登場するのは、そうしたことで繋がっていると感じました。

「我々は平等でない」という台詞が繰り返される。仲良く苦労を共に耐え忍び立派な作品を作り上げる兄弟二人であるが、1人が幸運を掴むと、一人は不幸に見舞われる。軽快にテンポ良く進んでいく話だが、この台詞から悲劇を予感させる。

後半になって兄弟の確執から和解までの流れが駆け足になってしまったのが惜しまれる。それまでの展開が良かっただけに、そこだけドラマの総集編を見ているようであった。

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