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2005/11/20

炎のメモリアル

製作年:2004年
製作国:アメリカ
監 督:ジェイ・ラッセル
出演:ホアキン・フェニックス ジョン・トラボルタ
   ジャシンダ・バレット ロバート・パトリック

ボルティモア消防署に勤務する消防士ジャック・モリソンはハシゴ車隊に所属している。ある時、穀物倉庫で発生した火災現場へ出動する。取り残された一人の男性を窓からロープで脱出させた直後、爆発に巻き込まれ、自力での脱出が不可能な状況に陥る。救出を待つ彼の脳裏に懐かしい日々が蘇ってくるのだが…。

消防士が主人公の映画というと「バックドラフト」(1991)や「リベラ・メ」(2000)が想起されます。本作品がそれらの映画と決定的に違うのは、放火犯との攻防というようなミステリー的興趣を取り入れることなく、実直に消防士の人生を描いていることです。決して特別な人間ではない彼らが今日もどこかで危険な任務にあたっている。そのことを大いに感じさせます。

回想形式でジャック・モリソン(ホアキン・フェニックス)の生涯が綴られている。その消防士仲間達との日常風景が良かった。いたずらをしたり、酒場で大騒ぎをしたり、喧嘩をしたり。こうした描写の積み重ねが彼らと観客の結び付きを強固にしていく。そして事故が起きて仲間を失うと、彼らと同様に観る者へ胸をえぐるような哀しみを与えるのだ。

ジョン・トラボルタが素晴らしかった。いつもの強烈な個性を抑えて、人間味あふれる上司を好演していた。

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コメント

TBありがとうございます。本当にトラボルタ良かったですね。本当にそうです。押さえた演技をされていました。この作品は、実に重かったです。消防士さんの奥様が友達に多かったので・・。しかし本当のヒーローの姿を見た気がします。いつも彼らがいて安心して暮らさせてもらっているのだと思います。

投稿: nicoco | 2005/11/21 07:29

TBさせていただきました。

バックドラフトとはまた違った映画でしたね。

投稿: trichoptera | 2006/01/04 09:47

TBを返していただきありがとうございました♪

消防士さんへの尊敬の念は強まりましたが、ドラマとしてはどうしても物足りなさを感じてしまいました。

トラボルタがいい上司役を演じていましたよね。あんな上司のいる職場ってうらやましいです。

投稿: どりぃ | 2006/01/14 09:46

生と死が隣り合わせにある現場で仕事をする彼らの生身の姿を見て、家族の覚悟や葛藤が胸をえぐるようでした・・・

投稿: chibisaru | 2006/01/16 20:53

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