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2005/09/17

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

製作年:2002年
製作国:ニュージーランド/アメリカ
監 督:ピーター・ジャクソン

中つ国では、アイゼンガルドのオルサンクの塔を拠点とするサルマンと、モルドールのバラド=ドゥアの塔にいる冥王サウロンが手を結んだことで闇の勢力がますます力を増大させていた。そんな中、離ればなれとなってしまった旅の仲間たちは三方に分かれたまま旅を続けているのだが…。
第75回アカデミー賞で特殊効果賞、音響効果賞を受賞。

三部作の中篇としてとてもよく出来ている。本作品は旅の仲間たちの内面が丁寧に描写されております。1作目では添え物で終ったサム、メリー、ピピンの3人のホビットたちも力を発揮し、アルゴルン、レゴラス、ギムリの3人が友情を深めていく過程もよく分かります。

その分、フロドは指輪を持つ苦しみばかりであまり活躍しませんが、これも3作目への布石である。本作品で印象深いのはゴラムの存在である。サムが徹底して嫌悪しているのに対してフロドはゴラムをかばい続ける。ゴラムの中に指輪の魔力に屈してしまう自分の姿を見ているからであろう。強烈な二重人格ぶりもスリリングで目が離せなくなる。

そして、エント族の長老“木の髭”も忘れ難い。ローハンでの壮絶な戦いの鍵を握っていたのはエント族だった。彼らを甘く見ていたサルマンに油断があった。こういう傍役が優れているから、この3部作は見飽きることがない。

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コメント

いつもTBありがとうございます。
世間の評判では、3部作の中では、人気が低い方なんですけど、俺は好きです。
城に攻められてきたときなんか、かなり臨場感がありましたです。

投稿: kossy | 2005/09/17 18:03

こんにちは!
次への期待を高めつつ、より登場人物を深く描く。
中篇としては、とてもすばらしい役割をしっかり果たしていますよね。
私としては、もっとオークを大暴れさせて欲しかったなぁ・・・・すごく楽しかったので(笑)

投稿: chibisaru | 2005/09/19 17:20

<見どころ>
新登場するキャラクターと、戦闘シーンの半端じゃないスケール。『前作は序章でしかなかった』の意味がよく解ります。
<まとめ>
高度な映画技術、ふさわしいキャスティング、正攻法の人間ドラマ。これが見事に合体、映画はほぼ完璧に近い。
>ただ暗い戦闘シーンの多さはちょっと・・・。敵軍が気持ち悪くて・・・。
後に何か楽しいことを用意してから、ご覧くださいな。価値は十分にあり。 オススメ!

投稿: ブログでアクセス!おすすめ映画館 | 2005/12/16 22:27

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