« いぬのえいが | トップページ | ロスト・メモリーズ »

2005/09/15

ホテル ビーナス

製作年:2004年
製作国:日本
監 督:タカハタ秀太

ある最果ての街。片足が不自由な謎の女装オーナー“ビーナス”がオーナーを務める“ホテル ビーナス”。ここで暮らす住人はカフェのウェイター兼ホテルの世話係チョナンを始め、誰もが辛い過去を背負っていた。ある時、無愛想な父ガイと口を利かない娘サイがホテルにやって来るが…。

チョナン(草なぎ剛)の足は絶えずタップダンスのステップを踏んでいる。「生きていてもいい、死んでいてもいい」と言って虚無的に構えていても、決して拭い去ることのできない共に暮らす人への熱い想いを表現していると思いました。

ブルーを基調とした映像が、ビーナスの元に集まる人々の悲しみを強く表している。やや凝り過ぎともいえるカットもありますが、感情の揺れ動きが強く伝わってきます。こうした挫折を味わった者が再生していくドラマは基本的に好みであります。

いい台詞がひとつ。「人っていうのは自分の傷には敏感で、他人の傷には鈍感でいる」

|

« いぬのえいが | トップページ | ロスト・メモリーズ »

製作年:2004年」カテゴリの記事

コメント

>「人っていうのは自分の傷には敏感で、他人の傷には鈍感でいる」
は、いい台詞でしたね。
私もこのシーンはよく覚えています。

投稿: chibisaru | 2005/09/15 20:31

こんばんは^^
お久しぶりです☆
ゆっくりした時間が流れていき、人々の心が再生していく様子に、やさしさを感じました。
やはり、傷を癒すには、「時」というものが一つのキーワードなんですね。

投稿: | 2005/09/15 21:27

こんにちは。
TBありがとうございます。
私も同じセリフが心に残りました。
ビーナスの住人を思う気持ちが良く伝わってきました。
住民みんなが再生していくのが見ていて嬉しかったです。
チョナンがいつもタップダンスのステップを踏んでいたのは熱い想いの現れだったんですね〜。

投稿: ミチ | 2005/09/30 21:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59722/5958311

この記事へのトラックバック一覧です: ホテル ビーナス:

» #392 ホテルビーナス [風に吹かれて-Blowin' in the Wind-]
監督:タカハタ秀太 脚本:麻生哲朗 撮影:中村純 美術:都築雄二 出演者:草彅剛 、中谷美紀 、香川照之 、市村正親 、パク・ジョンウ、コ・ドヒ、チョ・ウンジ、イ・ジュンギ、伊武雅刀、松尾貴史、勝村政信、田中要次、ピート、金子りずむ、つんく 2004年日本 最果ての町の片隅に、心に傷を負ったものたちが暮らすホテルがある そしてまた、その扉を叩くものが現れた・・・ 全編韓国語で演じられている不思議感 最果ての街は、それぞれの心を映すようにモノクロの情景 一人一人がそれぞれ傷を負い、それぞれの悲... [続きを読む]

受信: 2005/09/15 20:28

» 映画「ホテルビーナス」 [ある在日コリアンの位牌]
?タイトル: ホテル ビーナス   あなたは生きていますか? アネモネのように力強く生きること。    舞台はロシアのウラジオストク、全編、韓国語で物語が進行して行くという異色の日本映画です。監督は、映画監督デビューのタカハタ秀太。映画の主人公に草なぎ... [続きを読む]

受信: 2005/09/15 21:22

» ホテルビーナス [「月の風」シネマ日記]
タカハタ秀太監督作品 日本映画だというのに全編韓国語。よって、字幕です。 しかも、エンディング近くになるまでモノクロ。渋い演出です。 韓国語なので、韓国での撮影かと思っていたのですが、舞台はロシアだったようです。 エンドロールにロシアって、あったような....... [続きを読む]

受信: 2005/09/15 22:00

» ホテルビーナス [a story]
主演チョナン・カン、中谷美紀、香川照之、市村正親、パク・ジョンウ、コ・ドヒ、チョ・ウンジ、イ・ジュンギ 監督タカハタ秀太 脚本麻生哲朗 製作2004年、日本 ハングンマルの町で なぜか住民全員が韓国語で喋っている架空の町のホテルを舞台にした作品。 どことも....... [続きを読む]

受信: 2005/09/16 14:17

» ホテル・ビーナス [I LOVE CINEMA +]
2004年 日本 125分 監督:たかはた秀太 出演:草薙剛 中谷美紀 香川照之 市村正親 パク・ジョンウ コ・ドヒ  チョ・ウンジ イ・ジュンギ 予備知識ほとんどなしで観ました。全編韓国語のみというのは知っていましたが、モノクロで地味な草薙君の語り口で始まりました。しばらくして、やばい眠くなってきたぞ…と思いながらなんとか観ている状態。はっ!!っと寝ていたことに気がついたのです。起きたときに(笑) 草薙君の語りも出演者のせりふもボソボソっとした調子なので、全体に抑揚が... [続きを読む]

受信: 2005/09/16 21:47

» ホテルビーナス主演:草なぎ 剛 [映画観ました。]
独特の世界観で繰り広げられる、独特の映画です。まず、全体が青い!映像色が。観ているうちに、なんだか目がおかしくなってきました(苦笑ホテルビーナスで暮らす、さまざまな問題を抱えた住人たちのお話です。とにかく間がスゴイです。スゴイというのは、とっても長くて...... [続きを読む]

受信: 2005/09/17 09:51

» ホテルビーナス […ってことでいいね?]
今日は「ホテルビーナス」を観ました。いわずと知れたチョナン・カン(草なぎ剛)主演のオール韓国語映画です。ロケは全てロシアのウラジオストク。それだけでもう無国籍感あふれてますね。 とある街の片隅でひっそりと店を構える「ビーナスカフェ」。その奥にある「ホテ...... [続きを読む]

受信: 2005/09/23 22:25

» DVD「ホテルビーナス」 [ミチの雑記帳]
DVDにて「ホテルビーナス」 ★★★☆☆   ストーリー:ワケありの流れ者たちがひっそり暮らすホテルビーナスに、ある日不思議な父娘が現れた。頑なに心を閉ざす娘に、ホテルの世話係でもあるチョナン(草なぎ剛)は心を配る。それとともに、他の住人たちも少しずつ前へ向かって歩みだそうとしていく・・。 出演者のセリフはハングルで、撮影地はロシアのウラジオストックというなんとも無国籍感漂う映画。 映像はモノクロか?と思いきや、�... [続きを読む]

受信: 2005/09/30 21:09

« いぬのえいが | トップページ | ロスト・メモリーズ »