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2005/09/22

四日間の奇蹟

製作年:2005年
製作国:日本
監 督:佐々部清

敬輔は千織を連れてピアノの慰問コンサートを続けていた。5年前。ピアノ留学中の敬輔は暴漢に襲われた千織親子を助けるが、左手の薬指を負傷してしまいピアニストの夢を断念する。そして孤児になった千織を引き取る。脳に障害のある千織だが、ある時、天才的なピアノの演奏能力を有していることに敬輔は気付くが…。

最後の夜の「月光」を弾く場面に感嘆した。ろうそく、灯台、懐中電灯と光が次々に連鎖していく。その光が神秘的現象を病院中に広めていくようであった。こうした言葉で説明するのではなく、映像で物語を表現する佐々部清監督の演出に酔う。

小道具の使い方も巧い。白い手袋が敬輔(吉岡秀隆)の、うさぎのぬいぐるみが千織(尾高杏奈)の、それまでの人生の未練を象徴しているものであった。それらを捨てたとき、彼らの新しい生涯が始まる。

千織役の尾高杏奈の演技も見事であった。奇蹟が起こる前と後では全く別人に見えるところが凄い。そして、石田ゆり子と重なって見えることも感心しました。

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コメント

尾高杏奈の声、石田ゆり子の声はあててませんよ。すべて彼女自身が演じています。

投稿: 映画ファン | 2005/10/01 17:52

そうですね。小道具はうまかったと思います。ブレスレットもそうだな。

投稿: kimion20002000 | 2005/11/25 22:34

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