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2005/07/07

たまゆらの女

製作年:2002年
製作国:中国
監 督:スン・チョウ
出演:コン・リー レオン・カーファイ スン・ホンレイ

中国・雲南省の古都・建水。白磁の染付け絵師チョウユウは、ある夜、ダンスパーティで出会った詩人の男チェンチンから一編の詩を贈られ、一瞬にして心奪われる。そして彼女は、週2回、彼の住む四川省の水辺の都市・重慶まで汽車に揺られ片道10時間かけて通うようになるが…。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「21グラム」(2003)ほどではないにしろ、時系列がバラバラとなった構成となっている。最初は混乱するが、鑑賞意欲を大いにそそられる。一体どういう話であるのか推理しながら観るのが楽しい。

私の解釈は次の通りである。短髪のコン・リーが詩人のチェンチン(レオン・カーファイ)からその著書にサインを貰う。その著書の世界を短髪のコン・リーが空想したのが、この作品ではないだろうか。

砕け散った磁器。水辺に舞い落ちる詩片。見つからない秘湖。詩的に挿入されるショットが悲劇を予感させる。繰り返し登場する列車は、チョウユウ(コン・リー)の熱い想いを象徴するものだろう。

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投稿: みんなのプロフィール | 2005/07/08 06:44

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染付け絵師チョウユウは、ある日、彼女に一目惚れした詩人の男チェンチンから一編の詩を贈られ、彼女も一瞬にして心を奪われる。 その後、彼女はチェンチンの住む街へ片道10時間を汽車に揺られて会いに行く。 そんな道すがら獣医のチャンに出会うチョウユウは、少なからずチャンにも惹かれてゆくのだが・・・。 2002年/中/スン・チョウ う〜んと、ちょっち解りにくいかも・・・。 コン・リーが二役なんだけど、それがかえってゴチャゴチャにしちゃったか... [続きを読む]

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