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2005/07/16

笑う蛙

「笑う蛙」★★★★
2002年日本 監督:平山秀幸
原作:藤田宜永
出演:長塚京三 大塚寧々 ミッキー・カーチス 國村隼

かつては銀行の支店長を務めていた倉沢は不倫相手のために顧客の金を使い込み現在は指名手配を受けている。妻の涼子は失踪した夫を待つでもなく、家の別荘で暮らしていた。ある時、そうとは知らない逸平は身を隠すためにこの別荘へやってくる。涼子は離婚することを条件に逸平を匿うことにするが…。

平山秀幸監督の作品を全部観ているわけではないが、「愛を乞うひと」(1998)、「ターン」(2000)、「OUT」(2002)など近年の作品を通して観てみると、人と人とを結ぶ微妙で複雑な関係性、絆をテーマに描いていると感じます。本作品の倉沢逸平(長塚京三)と妻・涼子(大塚寧々)の関係も一言では語れない感情の襞が濃密に描かれている。

この二人に惹きつけられて止まなくなりましたが、これは大塚寧々の存在があってこそ。何を考えているのか、その表情からは読めないので、意外な台詞に仰天するのです。

挿入される蛙の鳴き声が、いいアクセントになっておりました。

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 夫婦とは、家族とは・・・といった、現代人が抱えている問題を提起し、シリアスでかつおかしくて、ユニークな内容。 しかし、ブラックコメデイとはいえ 、主人公の大塚寧々以外の女性たちのオーバーな演技が鼻につく。妊娠を人間関係や金銭問題の武器にしているのも許せない。 同じ日に、〔イタリア映画を観る会〕で、ロッセリーニの「ストロンボリ」を観たが、前作の「アモーレ」と同様、“妊�... [続きを読む]

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