シャーク・テイル
製作年:2004年
製作国:アメリカ
監 督:ヴィッキー・ジェンソン/ビボ・バージェロン/ロブ・レターマン
オスカーはクジラの身体を洗う“ホエール・ウォッシュ”で働く小魚のホンソメワケベラ。口が達者でお調子者の彼は、いつかはこのリーフシティで成功者になるという夢を抱いている。一方、街の大ボス、ホオジロザメのドン・リノを父に持つベジタリアンのサメ、レニーはサメの生き方になじめず悩んでいたが…。
ハリウッドスターをずらりと並べた豪華な声優陣はやはり楽しく、あっという間の1時間30分であった。だが、その面白さは予想済みのものであり、それ以上の驚きを感じられなかった。物語は「ゴッドファーザー」(1972)など様々なパロディに満ち溢れている。それらを知っていればクスクスと笑えるのであろうが、分らない者にはピンとこない描写が多い。
例えば、これも鑑賞後に知っていたことであるが、電気クラゲのアーニーの声を演じたジギー・マーリィはボブ・マーリィの息子であったとの事。どおりでレゲエのことやボブ・マーリィの話題が出てくる筈だ。
本筋のオスカーとレニーの成長ドラマがありがちなものなので、元ネタを知っていないと本作品を楽しむことはできないでしょう。
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「製作年:2004年」カテゴリの記事
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コメント
TBありがとうございます♪
いろいろな秘密があったんですね。
私は『ゴッドファーザー』も昔に見ただけだし、
あまり元ネタを知らないので、あまり楽しめませんでした。
私は期待してしまっていただけに、期待はずれた作品でした(*_*)
PS、ブログを引越したので新しいブログからTBさせていただきました♪
投稿: 奈緒子と次郎 | 2005/06/20 17:11