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2005/05/12

阿修羅のごとく

製作年:2003年
製作国:日本
監 督:森田芳光
原作:向田邦子

昭和54年の冬。竹沢家の三女・滝子が突然三人の姉妹全員を呼び集めた。滝子は70歳になる父・恒太郎に愛人と子供がいると伝える。四人は何も知らずに平穏な日々を過ごしている母・ふじには知らせないようにしようと約束する。実は彼女たちも互いに人には言えない問題を抱えていたのだが…。

これで二度目の鑑賞となるが、再見に耐える作品である。嫉妬のようなドロドロした感情を描きながら、どこかユーモラスで生々しい感じがしない。四姉妹の行動が、どこかギクシャクしていて微笑ましい。

それでいて、しみじみと心に残る場面の創造に成功している。一番心に焼き付いているのは、不仲だった三女・滝子(深津絵里)と四女・咲子(深田恭子)が和解し、昔の思い出を語る場面。幼少の頃、自分は父親から愛されていないと思い混んだ記憶。それがトラウマとなって、正常な人間関係を築けなくなってしまう。「Ray レイ」(2004)にもつながるテーマだと感じました。

こういう作品があるから「海猫」(2004)のようにちょっと違うなという作品があったとしても、森田芳光監督から目が離せない。

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コメント

こんにちは。
TBありがとうございます。
いい映画でしたね。大竹しのぶと
桃井かおり、いい勝負していましたね~~

登場人物の繊細な心の動きが
絶妙に表現されていたと思います。
またTB、コメントなどよろしくお願いします。

投稿: 邦画ブラボー | 2005/05/12 20:59

初めまして。 TBありがとうございました。
他の作品もTBさせて頂きました。
「夏休みのレモネード」も大好きな作品です。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

投稿: ブライス | 2005/05/20 21:33

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言わずと知れた原作が向田邦子の 同名小説の映画化。 森田芳光監督作。 私はどうしても昭和54年にNHKテレビドラマで観た和田勉演出の「阿修羅のごとく」の印象が強すぎて!! この時の音楽も凄かった。昭和50年代がバックでどうしても衣装に目が行ってしまった。 確かに演技合戦し... [続きを読む]

受信: 2005/05/20 21:27

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