トーク・トゥ・ハー
製作年:2002年
製作国:スペイン
監 督:ペドロ・アルモドバル
出演:レオノール・ワトリング ハビエル・カマラ
ダリオ・グランディネッティ ロサリオ・フローレス
病室のベッドで昏睡状態にあるアリシアは看護士のベニグノによって4年間世話されてきた。バレエ・スタジオで踊るアリシアの美しさに魅せられたベニグノは、彼女が交通事故に会って以来、自ら志願して献身的な看護をしたのだった。だが、ベニグノの盲信的な愛は思わぬ事態に発展してしまうが…。
第75回アカデミー賞でペドロ・アルモドバルが脚本賞を受賞。
先の展開が全く読めないドラマでありました。あの始まりから、この結末は予想できなかったです。さすがにアカデミー賞脚本賞のことだけはあります。とても爽やかなエンディングでありました。
アルモドバル監督が描く愛のドラマは、不思議な運命へ導かれていく者たちを活写している。スペインの情緒が巧みに盛り込まれ、愛と孤独を鮮烈に映像化しております。
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» トーク・トゥ・ハー [CINEMA IN/OUT]
ペドロ・アルモドヴァル監督作品(2002年・スペイン)
植物状態になってしまった女性2人をとりまく異色のラブ・ストーリー。
とても新鮮なモノガタリだった。純粋さと異常さが同居した孤独な看護士の男のキャラクターと、この男が観たサイレント映画『縮みゆく恋人』が圧巻だった。まぁ、女性から見ると「キモい」と一刀両断されるかも。
しかし、この映画で一番惹かれるのはやはりレオノール・ワトリング、レオ様だろう。映画の最初から植物状態の役なのだが、観客は極めて美しい豊満な肉体を随所で見ることになる... [続きを読む]
受信: 2005/04/25 21:14
» トーク・トゥ・ハー [円相堂]
トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディションレオノール・ワトリング ペドロ・ア [続きを読む]
受信: 2005/04/27 07:54
» トーク・トゥ・ハー ★★★★★ [マダム・クニコの映画解体新書]
ピナ・バウシュの激しいダンスに始まり、ゆるやかなテンポのダンスで終わる。これは、物語のテーマである”天国と地獄の中間にあるこの世は悲哀に満ちているが、人間はそれを運命として捉え、受容して生きていかなければならない。人間にできる唯一のことは、ただ黙って優しい眼差しで見守ることだけだ”ということを表現している。
母の看護を15年間も続けた看護師のベニグノは、文字通り母子密着の至福の時を独占し続け、大人にな�... [続きを読む]
受信: 2005/04/29 00:40
» 「トーク・トゥ・ハー」 [Beer and Tomato]
トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディション
/ 日活
トーク・トゥ・ハー (2002)
HABLE CON ELLA
TALK TO HER
製作国:スペイン
監督・脚本:... [続きを読む]
受信: 2005/04/29 05:42
» トーク・トゥ・ハー [裏の窓から眺めてみれば]
監督:ペドロ・アルモドバル出演:ハヴィエル・カマラ/ダリオ・グランディネッティ/レオノール・ワトリング/ロサリオ・フローレス/ジェラルディン・チャップリン30点満点中14点=監2/話2/出3/芸3/技4 【眠り続ける女たち、悩み続ける男たち】 寝たきりの母を20年間も世話してきたベニグノはバレエダンサーのアリシアに恋をする。が、アリシアは事故に遭って昏睡状態に陥り、ベニグノは看護士として彼女の面倒をみることになる。いっぽう、失恋したばかりの女性闘牛士リディアと心を通わせるルポライターのマルコ。だがリ... [続きを読む]
受信: 2005/05/11 19:01
» 『トーク・トゥ・ハー』 、観ました。 [肯定的映画評論室Blog支店]
たった今、映画を観終わって、感じたこと、伝えたいことがあり過ぎて、頭の中で整理出来ないままに書いている。「無償の愛」と「不変の愛」について‥、 「愛することの幸福」と「愛されることの喜び」について‥、「愛の神秘」と「奇跡」について‥、勿論、これを一言で“愛... [続きを読む]
受信: 2005/05/15 09:10
» トーク・トゥ・ハー [レインボゥメモリーズ]
2002/スペイン(113分)監督 ペドロ・アルモドバル出演 ハヴィエル・カマラ/ダリオ・グランディネッティ/レオノール・ワトリング/ロサリオ・フローレス/ジェラルディン・チャップリン■アカデミー賞脚本賞受賞評価:★★★★/ 05.3.18 DVDそこここで「イイ!」という評判を聞いて観た作... [続きを読む]
受信: 2005/06/22 19:27
» トーク・トゥー・ハー [I LOVE CINEMA +]
トーク・トゥ・ハー リミテッド・エディション
Hable con Ella
2002年 スペイン 113分
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
主演:レオノール・ワトリング ハビエル・カマラ ロサリオ・フローレス ダリオ・グランディネッティ ジェラルディン・チャップリン
OFFICIAL SITE
ピナ・バウシュのバレエ『カフェ・ミュラー』の舞台で始まりました。印象的で暗示的、そして美しかった。この作品自体が映像や全体的な印象が美しかったです。
二人の男の愛し方が描... [続きを読む]
受信: 2005/06/30 23:58
» トーク・トゥ・ハー [映画の休日。]
トーク・トゥ・ハー
これを果たして「愛」と呼べるのでしょうか?
ベニグノ(ハヴィエル・カマラ)は、4年間昏睡状態にあるアリシア(レオノール・ワトリング)が目覚めることを信じて、愛を捧げ、人生を捧げ、献身的な介護を続ける。
マルコ(ダリオ・グランディネ... [続きを読む]
受信: 2005/07/23 15:47
» トーク・トゥ・ハー [雨の日の日曜日は・・・]
スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督では2作品目。 今回は以前の「オール・ア [続きを読む]
受信: 2005/08/18 21:11
» トーク・トゥ・ハー [映画を観よう]
日活
トーク・トゥ・ハー リミテッド・エディション
スペイン 2002年
レオノール・ワトリング、?ハヴィエル・カマラ、ダリオ・グランディネッティ、ロサリオ・フローレス、ジェラルディン・チャップリン
【ストーリー】
交通事故で昏睡状態の美しいバレリー... [続きを読む]
受信: 2005/10/06 15:23
» 「トーク・トゥ・ハー」 [月影の舞]
「トーク・トゥ・ハー」 ★ややネタバレあり★
? 2002/スペイン
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:ハヴィエル・カマラ(ベニグノ)、 ダリオ・グランディネッティ(マルコ)
レオノール・ワトリング(アリシア)、ロサリオ・フローレス(リディア)... [続きを読む]
受信: 2005/10/26 11:40
» トーク・トゥ・ハー [カフェビショップ]
トーク・トゥ・ハー 相変わらず映像はいいですね。それだけで見る価値ありかな。 この監督は変人や濃いキャラクターを登場させるが ドラマ自体は普遍的なものを扱う人ですね。 女闘牛士とライター、ダンサーと介護人。 いずれも女のほうが意識不明で植物状態。 女闘牛..... [続きを読む]
受信: 2005/11/10 20:14
» 『トーク・トゥ・ハー』(西) [極私的映画のススメ]
ペドロ・アルモドバル監督の作品。
この映画はテーマがとても深遠なものだなあと感じる。
生と死
その境界ってなんなんだろうか
脳死とは?
でも体は動かなくとも、脳が生きているならそれは、死ではない。
脳が生きているということは、心が生きているとい... [続きを読む]
受信: 2005/12/29 13:04
» トーク・トゥ・ハー [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★★☆
2つの愛の色が生む奇跡と悲劇
[続きを読む]
受信: 2006/01/12 00:52
コメント
TBありがとうございました。
不思議な雰囲気を持っているんだけれどもイイ作品でしたよね。
どうやってこんな話を思いついたのか、ホント不思議です。
投稿: beertoma | 2005/04/29 05:50
TBありがとうございました。
なんとも切ない作品でしたが、いつかまた観たいと思います。
投稿: D | 2005/10/06 15:23
TBありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
愛と孤独。
確かに孤独感があふれて、せつないです
投稿: ユカリーヌ(月影の舞) | 2005/10/26 12:34