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2005/04/02

砂と霧の家

製作年:2003年
製作国:アメリカ
監 督:ヴァディム・パールマン

父の形見である家に住むキャシーは、夫に去られ無気力な日々を送っていた。ある日、税金未納を理由にその家を強制退去させられてしまう。実は行政の手違いであったが、既に競売にかけられ、家を失ってしまうが…。

差し押さえ物件の競売に寄って引き起こされる悲劇というと、宮部みゆきの小説「理由」を思い出します。格安で入手できるというのは、安い分だけのリスクがあるということでしょうか。

本作がひたすら哀しいのは、特別に悪い人がいないというのに、登場人物全員がどんどん不幸になっていくところ。個々の思いに間違いはない。だが、その思いを実現させようとする行為そのものが結果として間違いであったのだ。

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コメント

TBありがとうございました。

特別に悪い人がいないのに、みんなが不幸になっていくっていうのは、見ていてやるせない気持ちになりましたね。

> その思いを実現させようとする行為そのもの
が結果として間違いであったのだ。

そこまでは考えませんでした(^^;)

これからもヨロシクお願いします^^

投稿: boss | 2005/08/19 05:40

TBありがとうございます。

「理由」も悪い人じゃないのに罪を犯してしまう悲しい本でしたね。

投稿: trichoptera | 2005/12/21 13:12

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