ケミカル51
製作年:2002年
製作国:アメリカ/イギリス/カナダ
監 督:ロニー・ユー
薬理学者の夢を断たれ、ドラッグ精製人に身をやつしたエルモ。開発したばかりのドラッグ"POS51"の直取引のため、ボスを裏切りロサンゼルスからリヴァプールに渡る。だが、ボスが放った殺し屋によって取引が妨害される。彼はチンピラのフィーリクスと組んで、取引を進めようとするが…。
原題が“The 51st State”と言うことで、イギリスはアメリカの51番目の州ではという皮肉になっている。が、そこでイギリスらしさというのは何かというと、自動車の走行車線が違うとかサッカー狂であるという事が挙げられているぐらいで、アメリカ人に対する敵愾心のみが強調されている。そこら辺をもう少し詳しく描いて欲しかった。
ロバート・カーライルは本当にこういう役柄がよく似合う。キャラクターに真実味を感じます。1990年代後半、元気だったイギリス映画を支えた一人であることを再認識します。
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