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2005/02/24

赤い月

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製作年:2003年
製作国:日本
監 督:降旗康男

1934年、満州。森田波子は、夫・勇太郎とともに小樽から移住し“森田酒造”を開業する。この商売で成功を収
めた彼らは3人の子供を育て幸せに暮らしていた。だが、1945年8月、ソ連軍の満州侵攻で一変してしまうが…。

確かに笑ってしまうようなエピソードに満ちた作品である。だが、思ったほど腹立たしくなかったのは、波子(常盤貴子)のヒロイン像がある種の清々しさを持って感じられたからである。

奔放な恋愛を真っ当し、固い信念で生きていく女性。周りの常識や道徳に囚われず、自分の幸せのために生きる。無論、自分の幸せのために犯罪的行為を行うのであれば問題外であるが、恋愛、人生観というレベルで自己の信念を貫く姿は、決して間違いでない。

「生きるためには,愛し合う人が必要なのよ」という台詞に、理屈を越えた説得力がある。精一杯悔いなく生きた
からこそ、「ありがとう満州」という幕切れの台詞になるのだろう。

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