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2004/11/21

列車に乗った男

「列車に乗った男」★★★★(盛岡フォーラム3)
2002年フランス ドイツ イギリス スイス 
監督:パトリス・ルコント 
出演:ジャン・ロシュフォール ジョニー・アリディ 
  ジャン=フランソワ・ステヴナン チャリー・ネルソン

シーズン・オフのリゾート地。ミランが列車から降り立つ。ドラッグストアでアスピリンを買ったミランは、そこで初老の男マネスキエと知り合い、彼の自宅に泊めてもらうことになる。やがて対称的な2人の間に、奇妙な友情が芽生えていくのだが…。

P・ルコント監督は異様とも言える愛情を女性に注ぐ男をテーマに映画を撮り続けているが、「タンデム」(1987)、「ハーフ・ア・チャンス」(1998)など男同士の友情を描く系譜もある。本作もその流れにある作品だろう。

違う人生を生きてみたいという願望は誰にでもある。マネスキエ(J・ロシュフォール)がワイアッタ・アープの真似をする場面がある。映画を観るということは、違う人生を生きることでもある。

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